読んだ本
きくち体操で足首をゆっくり丁寧に回したり,座って脚をまっすぐ伸ばした状態で足首を直角に立て,足の指を思い切り伸ばしたり握りこむように曲げたりするエクササイズをしているうちに,いろいろな変化に気づくようになりました。 足の裏が地面と広く接して…
最近,「人間は9タイプ - 子どもとあなたの伸ばし方説明書」という本を読みました。 著者はあのビリギャルを慶応大学に合格させた塾講師,坪田信貴先生。 ビリギャルのストーリーに感銘を受けた私には,手に取らずにはいられない本です。 nao-chun.hatenablo…
発売されると知ってからずっとずっと読みたくてたまらなかった本が,先日ついに手元にやってきました! 灰谷孝先生の「人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長」。 ずっと気になっていた,もっと知りたいと思っていた,原始反射と脳の発達にまつわる本が…
ここまで数回にわたって紹介してきた「ブレインジム-発達が気になる人の12の体操」では,感覚の特徴と原始反射について説明があったのちにブレインジムエクササイズが13個紹介されています。 どれもシンプルで,比較的簡単な運動ばかり…「真似したいけど,こ…
前回に続いて,学習の困難さをもたらす身体の特徴の話です。 nao-chun.hatenablog.jp 「ブレインジム-発達が気になる人の12の体操」では,安心できる環境でも学習の困難を抱えるこどもたちにみられる特徴として,原始反射のことが書かれています。 原始反射…
前回の記事に書いた「ブレインジム-発達が気になる人の12の体操」の著者,神田誠一郎先生はフリースクールの校長先生。 nao-chun.hatenablog.jp フリースクールに集まってくるこどもたちの中には,いわゆる「普通の学校」で「みんなと同じように」通い続ける…
最近更新が滞りがちで申し訳ありません。 徐々に通常のペースに戻していきたいと思っています。 さて,今年度の初めにも同じようなことを思っていたのですが,この1年を通じてやはり学校の学習場面で悩んでいるこどもたちに診察室で何人も出会うこととなりま…
師も走る年の瀬,息子の通う小学校も冬休みに入りました。 今年の4月からこのブログを書き始め,話題はあちらこちらに跳んだりもしていますが「こどものこころをのびのびすくすく育てる,発達を支え促す」ことを中心テーマに据えるということは変わらずに続…
我が家にけん玉ブームが到来してから,はやくも1か月が過ぎました。 nao-chun.hatenablog.jp 前回は息子の悩みの種であるもしかめのことを書きましたが,バランスボールに腰かけて弾みながら練習するなど気負いなく続けているうちに膝を使って衝撃を和らげる…
このたび,また専門医ママシリーズに新刊が登場しました! それは,今日11月26日発売の「産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK」。 ご存知産婦人科医ママこと宋美玄先生と,小児科医ママこと森戸やすみ先生の共著です。 授乳ってお母さんと赤ち…
先日書店で偶然見つけてそのタイトルに心を惹かれたので,岡田尊司先生のご著書「子どもが自立できる教育」を読みました。 岡田先生は大阪府でご開業の精神科医・児童精神科医。 それなのに(いや,きっと「だからこそ」ですね)教育に強く関心を持って,教…
最近,ふとしたことから「ヒトはどうやって言葉を身につけるのだろう?」と考えるようになりました。 外国語学習の話ではなく,赤ちゃんが母国語を習得する過程のことです。 私はいつの間に母に言われていることがわかるようになり,いつの間に耳の立った小…
中室牧子先生の「『学力』の経済学」を読んで,息子の非認知能力を鍛えてやる方法があるならば今からでも取り組ませてやりたい,と思ったのですが…。 幼児教育が伸ばしているものは非認知能力であり,低年齢のうちにこどもの教育にお金をかけたほうが費用対…
以前記事で触れた中室牧子先生の「『学力』の経済学」の内容にはとても驚かされたのですが, nao-chun.hatenablog.jp 今日もそのなかのひとつをご紹介します。 まず,幼児教育プログラムを受けたこどもたちは受けていない子と比べてIQが高くなる…それはそう…
先日,専門医ママシリーズ仲間である宋美玄先生が紹介されていた中室牧子先生のご著書,「『学力』の経済学」を読んでみました。 経済と名のつくものにとにかく疎い私ですが,教育に関係するといわれたらがんばって読むよりほかありません。 はたして,これ…
私の好きな川島隆太先生の著作を次々読むうち,普段の作風とは一風違った2010年出版の新書に出会いました。 Amazonの書評で賛否両論だったのが気になって手に取ったその本のタイトルは「さらば脳ブーム」。 留学時のトラブルや脳トレ大ヒットの裏の数々の苦…
8月24日まで夏休み中のここのすラボですが,今日は久しぶりの登校(投稿)日。 7月25日発売の専門医ママシリーズ特別編「乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK」を私も早速読ませていただいたので,その感想を書いてみたいと思います。 …
ここ数年で「食育」ということばをとてもよく耳にするようになりました。 このブログでこれまでも触れさせていただいてきた川島隆太先生も,最新刊「ホットケーキで『脳力』が上がる」のなかで朝食を食べることの大切さや,主食(ブドウ糖)を脳がうまく使う…
先日触れた「ブレインジムと私」では,著者のポール・デニッソンさんがどのようにブレインジムを発展させたかが詳しく書かれています。 nao-chun.hatenablog.jp ブレインジムは,楽しく身体を動かしながら本来そのひとが持っている学習能力や情報処理能力を…
今から4-5年ほど前,書店をぶらぶらしているときに偶然1冊の本と出会いました。 「ブレインジムと私」,ポール・デニッソンさんの書かれた本です。 ちょうど当時「脳を鍛えるには運動しかない」を読んで,身体を動かすことと脳のはたらきの関係に興味津々だ…
「脳を育て,夢をかなえる」のなかでも,川島隆太先生は脳,特に前頭前野を鍛えるために大切なことについて触れていらっしゃいます。 計算や音読など,基礎となる学習ももちろん前頭前野を活性化させるのですが,じつはもっと早くから前頭前野をたくさん働か…
川島隆太先生がこどもたちに向けて書かれた本を先日2冊ご紹介しましたが, nao-chun.hatenablog.jp nao-chun.hatenablog.jp じつはほかにもあります。 「脳を育て,夢をかなえる」という著書は,前作よりもさらに脳のなかの「前頭前野」という部分をクローズ…
私の無意識が早慶戦ポスターに刺激されたのか,映画公開さえ終わる時期にようやく「ビリギャル」を読みました。 読む前は「レベルの高い学校でギャルっぽくして一時学年ビリになっても,慶応に合格するくらいあるんじゃない?」と先入観で見ていたのですが,…
整体というものにこれまで幾度となく興味を惹かれながら,どうしてもなかなか近づくことができずにいました。 それは私が整体に関する情報に出会うたびに(神田橋條治先生の著作のなかでも!),必ずと言っていいほど「野口整体」ついて触れられているから。…