ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

新クリニックオープン目前に気づいた落とし穴。

8月にクリニック開院です! いよいよ8月から新しいクリニックが始動します。初日から以前の職場では考えられないほどの新患予約をいただいていて、当初予定していた「ゆるーくスタートを切る」なんてことは到底できそうにありませんが、とにかく慣れていくし…

記念すべき日、そして届いた本たち。

今日は手短に… 本当にいろいろなタイミングが重なって、今日は自分にとって記念すべき日となりました。まずは形から、細かいことはこれから。 でもたぶん、するとしないとじゃ大違い。 それから、SNSで知って読みたくなった本が続々手元に届きました。 浅野…

ADHD症状を持つ子どもたちの回復や予防的介入にはどんなことができるの?

「ADHDの正体」、いよいよ最終章! ようやく今日は最終章です。読んできたのはこちらの本。ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版 今回は第九章です。これまでのレビュー投稿はこちら。 第九章「回復と予…

子どもの注意や行動の障害を治す:確証のための情報確証のための情報(3)症例紹介(症例26-29)

ひとり読書会、今日も症例紹介。本当にたくさんのケースを紹介してくれているこの本はありがたいです! 読んでいるのは、相変わらずこちらの本です。Healing Children's Attention & Behavior Disorders: Complementary Nutritional & Psychological Treatme…

新クリニックオープン目前に、ふと気づいたこと。

新しい職場の準備が着々 8月にいよいよオープンする、新しい職場。 今日まで3日間、内覧会でした。地域の支援者の方々や、受診や通所を検討してくださっているお子さん・親御さんがたくさん来てくださって、直にいろいろなお声をお聞きすることができました…

私は第三者になりたい…

またまたSNSから 今日も、とっても尊敬している友人がSNSでシェアしてくれていたネット記事をご紹介。「不登校にも効果!子育てに不可欠『第三者』の力」(Livedoorニュース)詳しくはぜひ記事を読んでみていただきたいのですが、不登校の子どもたちには利害…

原始反射は本当に存在するのか…?

とっても気になるブログ記事を知る いつもながらSNSでたくさん新しい学びを得ているわけですが、またとても興味深いブログ記事の存在を知りました。「発達とリハビリテーション〜子どもたちの将来のために」という、浅野大喜先生のブログ中の記事、「原始反…

ADHDに限ったことじゃない、愛着との関連性を考える

「愛着」の問題と向き合うことに 昨晩書いた記事、下書き保存のまま朝を迎えてしまいました…数日ぶりの、こちらの本のレビュー。ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版 今回は第八章です。これまでのレビ…

10万PVのお礼と、今日いちばんビックリしたこと。

バタバタしていて、今さらですが… 最近ずっと慣れないことばかりでバタバタしているのですが、気づけば昨日、はてブロ移転後のPVが10万を超えていました。いつもたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます♡この頃腰を据えて記事を書ける日が少なく…

子どもの注意や行動の障害を治す:確証のための情報確証のための情報(3)症例紹介(症例22-25)

ひとり読書会、症例紹介が続きます。4ケースずつ読んできて、ようやく25ケースまで終了。バラエティに富んだ症例、ひとつひとつ勉強になります! 読んでいるのは、相変わらずこちらの本です。Healing Children's Attention & Behavior Disorders: Complement…

安心感と勇気をもらえた時事ニュース。

たまには時事ネタを Twitterをぼんやりと眺めていたら、嬉しい記事を発見。「春名風花さんがネット中傷者と315万円で示談」https://twitter.com/i/events/1285082652786061315これまでも匿名ユーザーからの誹謗中傷に悩まされていらっしゃる春名さんの投稿を…

新しいことと懐かしいことがクロスする

新しいことにドキドキする ここ数日、毎日新しいことの連続です。新しい人たちとどんどん出会い、これまで未体験だったことも少しずつマスターしています。 慣れないし緊張することの連続ですが、新しい出会いや新しい経験はやっぱり楽しいですね! 脳の中の…

「ADHD」の発症メカニズムの謎へ近づく

「ADHD」発症と遺伝と愛着の関係は、そしてそれ以外の要因は…? 昨日は最後まで丁寧に読み切れなかったので、今日こそこちらの本の続きを。\\ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版 今回は第七章です。こ…

ブログ更新お休みします…

今日もブログ更新お休み… 書きたいことは山ほどあるのですが、書き記す余力がないので、今日のブログ更新はお休みします。 ごめんなさい。 ささやかなニュース すずめ好きな私にはたまらない、今日の発見。 新しい職場の窓から見える民家の屋根瓦の隙間に、…

動き始める前の準備行動スタートの日に、天の声。

今日は記念すべき日 今日は、ある意味私にとって記念すべき1日でした。新しいことがまだ始まらないようで、ちゃんと始まった日。盛りだくさんで少し疲れたけれど、心地よい疲労感です。 少し忙しくなりそう これまでよりもちょっと毎日が忙しくなりそうです…

「まるで神経発達障害みたいな状態」をどう扱えばいいのか。

少し間が空きましたが… ちょっと久しぶりですが、興味津々のこちらの本にまた戻ってきました。ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版今日は第六章です。これまでのレビュー投稿はこちら。今日はコンパクト…

子どもの注意や行動の障害を治す:確証のための情報確証のための情報(3)症例紹介(症例18-21)

ひとり読書会、症例紹介が続きます。今日も安定の4ケース。継続は力なり。ひたすら110ケースの詳細を読み進めますよー! 読んでいるのは、こちらの本です。Healing Children's Attention & Behavior Disorders: Complementary Nutritional & Psychological T…

イッレーーギュラーー♪な一日。

イレギュラー、2連発。 イレギュラー、と打ち込むだけで髭男の「I LOVE...」のハイトーンが聴こえてくる今日この頃。これまで使っていたPCが突然wi-fiを一切拾わなくなったのは5日前のこと。 その1週間くらい前にKindleのアプリが急に立ち上がらなくなったり…

子どもの発達と感覚統合:第10章 感覚統合療法(前編)

久しぶりに戻ってきました また間が空いてしまいましたが、『子どもの発達と感覚統合』の戻ってきました。 今日から第III部「障害の対処方法」。子どもの発達と感覚統合作者:A.Jean Ayres発売日: 1982/07/01メディア: 単行本 第10章 感覚統合療法(前編) ・…

驚き! ADHDに薬物療法は無力なのか…

毎日じわじわ噛みしめる 最近はこの本の続きをハラハラしながら読むのが楽しすぎて…。 驚愕の内容もあれば、我が意を得たりと思うところもあり、ずっと惹きつけられ続けています。ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メデ…

ADHDの「症状診断の危うさ」に頷くしかない

どうしても読み飛ばせない 本は1冊まるごと最初から最後まで丁寧に読むのではなく、必要なエッセンスを吸収できたらそれでOK。…そんなふうに教えていただいたのに、どうしてもこの本は最初から丁寧に読まざるを得ません。ADHDの正体―その診断は正しいの…

ADHDの正体が、どんどんわからなくなる…

『ADHDの正体』を読み進める… とにかく興味深くて、じっくり腰を据えて読んでいます。ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版第二章は、大人のADHDについて。 ニュージーランド、ブラジル、イギリスなどと…

厚生労働省の見解のアップデートを知る…!

いつのまにか変わってる? Twitter で見かけて驚いた情報。厚生労働省が「発達障害は治らない、は誤り」という見解へとシフトチェンジした、と…? そうなの?いつの間に? …さっそく厚生労働省ホームページへ出掛けてみました。 なるほど、ありました! 見つ…

子どもの注意や行動の障害を治す:確証のための情報確証のための情報(3)症例紹介(症例14-17)

ひとり読書会、症例紹介が続きます。今日も安定の4ケース。まだまだ終わりが見えませんね…。慌てず焦らず、110ケースの詳細をじっくり読んでいきます。 読んでいるのは、こちらの本です。Healing Children's Attention & Behavior Disorders: Complementary …

「ADHDの正体」を読む…第一章

冒頭から、目が離せません 『ADHDの正体』を早速読み始めましたが、もう第1章から目が話せない記述がいっぱい!!ADHDの正体―その診断は正しいのか―作者:岡田尊司発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版気になる部分を要約しながADHDの正体ら、とにかく今…

こういうタイトルの本に惹かれる性分なので、もう仕方ない。

今日は手短に… 今日はまた新しいチャレンジが始まった、刺激的な一日でした。誰かのがんばる姿を見ると自分の気持ちも盛り上がってくるから不思議♪ 気になっていた本を入手! 私はと言うとちょっと前から気になっていたこの本をついに手に入ることができまし…

気になるワード、QEEGってなーんだ?!

初めて知る単語、QEEG SNSで今日知った単語、それはQEEG。Quantitative EEG(Eletcric Encephlography)、定量的な脳波検査のことのよう。日本でもすでに自閉スペクトラム症の診断に用いられている施設があるようです。 まだ一般的なものではないと思います…

子どもの発達と感覚統合:第9章 自閉症児

自閉症児と感覚統合療法 感覚統合本のひとり読書。おしりに火がついたので、このままがんばって読みたい!! 子どもの発達と感覚統合作者:A.Jean Ayres発売日: 1982/07/01メディア: 単行本 今日もはりきってGO! 第9章 自閉症児 ・感覚統合療法士は、一般的…

ふと、自分の過去を振り返ってみる。

Kindle本を書いてから考えていること 初めてのKindle出版をしてみよう、と思い立ったのが今年の5月8日。Amazonで発売開始に至ったのは6月22日。おかげさまでたくさんの方に読んでいただいています。ありがとうございます♥児童精神科を受診しようか迷ったら読…

子どもの発達と感覚統合:第8章 視知覚と聴覚言語障害

視知覚と聴覚言語障害 感覚統合本のひとり読書。またまた間が空いてしまいましたが、なんとか再開! 子どもの発達と感覚統合作者:A.Jean Ayres発売日: 1982/07/01メディア: 単行本 今日もはりきっていきましょう! 第8章 視知覚と聴覚言語障害 ・今日の教育…