身体づくりを促す体操に,大感謝!
息子が通っていた保育園で,0歳児から年長児まで徹底して続けてくださっていたことがありました。
それは「リズム体操」。
おそらく斎藤公子先生のさくらさくらんぼ保育に由来する運動だと思います。
仰向けで背骨を揺らす「金魚」,腹ばいになって前を向き,手の力と足の親指で蹴る力だけで前進する「わに」,四つん這いと高這いをする「お馬」,膝行する「あひる」,両手を広げて走り回る「とんぼ」,…。
こうした運動を少なくとも週1回以上,クラスまたは園全体でさせてもらっていました。
年齢が小さいうちは思うように動けなかったりすぐ疲れたりして面倒くさそうだった息子も,年長になる頃には当たり前のようにこなせるようになって。
はじめは園庭が小さいから意識的に全身を使う運動をさせるのかな,くらいに思っていましたが,今改めてひとつひとつの動きを振り返ってみると,ちゃんと系統的に身体を育てていただいていたんだということがはっきりわかります。
保育園のリズム体操だけで十分足りるわけではないとは思うけど,たとえば背筋の伸び方や持久力などをみると今の息子の身体にいい影響を残してくれているのは明らか。
たまたま地元の認可保育園が身体づくりに対する信念をもった園だったことに感謝していますが,こんな早い時期に身体の発達具合にずいぶん差がつくと考えると,やっぱり保育園・幼稚園の大切さが改めて身に染みますね…。