デスクワークの集中を密かに助けてくれていた,私の必需品とは?
この前から,職場でデスクワークをするときにどうも調子が上がらないことが続いていて。
(普段がとりたてて好調というわけでもないのですが…。)
目の前の作業に集中できず,気分転換にスナック菓子をぽりぽりかじりたくなったり,同僚とおしゃべりをしたくなったりすることがとても多かったのです。
何故だろう? と思っていたら,ふと謎が解けました。
いつも手元に置いているチューインガムのボトルが,しばらく空になったままだったのです。
…もしかして,私は噛む動作をしているときのほうが物事が捗るんだろうか?
じつは息子も,ピアノの練習をする前に決まってグミキャンディーを噛むのです。
お腹が空いておやつが食べたいだけかと思っていたけれど,ひょっとしたら彼も噛む動作をすることで少しでもピアノに集中しようと本能的に思っているのかも…?
そういえばガムを噛みながら打席に向かうプロ野球選手の姿がテレビに映し出されたりしますが,あれもただガムが噛みたいだけではなくて打撃のパフォーマンスを上げることと関係があるのかもしれません(監督からガム禁止令の出た球団もあるけれど,打率の下がった選手とかいないのかしら?)。
ガムを噛んだりおしゃべりしたりすることが「口の多動」だと講演で聞いたこともありますし,ガムやグミをぎゅっと噛みしめることは固有受容覚を満たす感覚刺激にもなると思うのですが,噛む動作に一体どんな意味があるのか…興味津々です。