ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

わかりやすい整体の入門書,見つけました♪

整体というものにこれまで幾度となく興味を惹かれながら,どうしてもなかなか近づくことができずにいました。

それは私が整体に関する情報に出会うたびに(神田橋條治先生の著作のなかでも!),必ずと言っていいほど「野口整体」ついて触れられているから。

nao-chun.hatenablog.jp

それならまず基本中の基本から…と野口晴哉先生の著書を探しに本屋さんへ行ってみるのですが,恥ずかしながら何度挑戦しても立ち読みの時点で挫折してしまうのです…。

ところが先日,息子と一緒に書店の児童書コーナーにいるときに,とてもとっつきやすそうな整体の本に偶然出会いました!

それは,片山洋二郎先生の「生き抜くための整体: カラダとココロのゆるめ方」。

「14歳からの世渡り術」シリーズの1冊と言われると,さすがに苦手意識のある私でも気持ちをラクにして読むことができました(笑)。

身体に関する慣用句を豊富に織り交ぜたり,ケータイ文化による疲れなど若者にフィットするテーマにも触れたりしながら,とてもわかりやすく書かれていました。

腰椎(腰の部分の背骨)5つにはそれぞれメインで担当する動きの役割があって,身体の癖にも影響しているというのが興味深かったし,スポーツ選手がガムを噛む理由について整体的に記述されている部分もあって,そういう見方もできるのかとまた面白くて。

nao-chun.hatenablog.jp

もっともっと整体の考え方を身近に感じて,身体を知って生き方・過ごし方にも活かせるようになりたいなと思いました。