ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

国語にも! また襲い掛かった公文の試練…。

夏の体験学習で算数と国語の教材を見ていてわかったのですが,算数はプリント200枚ごとにおよそ1学年分,国語はプリント200枚ごとにおよそ半年分のペースで構成されているようです。

(実際には厳密に学年で区分されているわけではなく,少しずつ復習や予習も混ざっています。)

国語については,文法問題そのものや,童話や小説を抜粋した長文問題,それから200枚ごとに20枚分のペース(10枚は読み,20枚は書き問題)で漢字の学習が巡ってくるという構成になっていて。

息子には,この漢字の学習が鬼門だったのです!

毎日10枚ずつ教材を進めていくと,漢字のプリントばかりの日が20日間に2日訪れるサイクルになっているわけで…。

特に学年の枠をちょっとはみだして,まだ学校では習ってない漢字を書くとなると,

「あー,こんな漢字知らんし! もうヤダ!! 漢字キライ!」

のスイッチが当然のように入ったのです。

でも落ち着いて思い返せば,息子の実行機能を伸ばすために遅ればせながら公文という教育的介入を始めたのでした…最初からすべて順調に行くなら,そもそも公文をする必要なんてなかったはず!

そこで,彼にこう言ってみました。

漢字ばっかり10枚いっぺんにやらなきゃと思うとやる気もなくなっちゃうかもね。

たとえば1日2枚ずつとかに分けて,ちょっとずつ終わらせていってもいいんじゃない?

「えっ?…まぁそれならやれるかも」と,今回は姑息な小分け案が採用されました(ホッ)。

でも,次の漢字の日を迎えるのが早くも不安…。