ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

ワーキングメモリを楽しく鍛える,可愛いゲーム。

先日,ワーキングメモリに関する講演会に参加したときのこと。

講師の先生がとても気になるこども向けのワーキングメモリトレーニングゲームを紹介されていたので,早速その日のうちにPCで検索して購入しました。

それは,「Hoppla-Hopp」というドイツ製のゲーム。 2-6人で遊べるようです。

ひとつひとつ可愛いイラストが描かれたコイン型のカードがたくさん,それとコインより少し大きめの木の円盤が3枚,そして砂時計(30秒計?)がセットになっています。

表向きにした絵カードをちょっと隙間を空けて並べたら,競技者は最初の2枚(円盤を2枚使う場合)の絵柄を覚えます。 そしてスタート! 同時に砂時計をひっくり返します。

競技者の隣のひとが,最初の2枚の絵カードの上に絵柄を隠すように木の円盤を置くので,競技者は何の絵が隠れているかを順に答えていきます。

競技者の隣のひとは,競技者が答えたらすぐに円盤がまだ載っていない絵カードの上に今答えた絵カードの上にあった円盤を素早く移動させます。

競技者は円盤で隠れている絵を答えながら,次の絵が隠される前にその絵が何だったかを次々覚えていかなくてはいけません。

砂時計が落ち切る前に競技者が答えられた絵の数(または競技者が答えられなくなるまでの数)がそのひとの得点になります。

円盤を動かす役のひとがちょっと忙しいのが難点ですが(笑),親子で楽しみながら視覚的ワーキングメモリを育てるのにピッタリの可愛いゲームです!

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