ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

原始反射統合のためのエクササイズのこと,もっと知りたい!

自分自身にも原始反射が残っていると知ったこともあって,ますます原始反射のことが気になり始めた私。

もっと原始反射統合のことが知りたい!と思ったのですが,気軽に受けに行けそうな講座は見当たらないし,乳幼児期の原始反射を見る方法の本はあっても大きくなってからの原始反射残存について書いてあるような本も見つからなくて。

なんとか詳しい情報は得られないかと思っていたら,こんな本を見つけました。

「Movements That Heal」Amazon在庫切れ…もしかしたら絶版?)
「The Ryhthmic Movement Methods」 (上記の本の新訂版みたいです)

どちらもスウェーデン精神科医 Harald Blomberg(ハラルド・ブロムベリ)先生の著作を英訳したもので,残念ながら今のところ日本語で読むことはできないよう…でもどうしても読んでみたくて,思い切ってとりあえず新しいほうの本を購入したのでした。

もちろん大量の英文を簡単には読み進められないので,まずは各章の見出し・小見出しを訳しながら見渡してみると,やっぱり私にはとても楽しみな内容が書かれているみたい♪

…じつは,ブレインジムやBBAについて学んだときに不思議に思っていたことがあるのです。

身体を動かすことで脳の全体としてのはたらきをスムーズにできることはなんとなくわかって。 原始反射という胎児期や新生児期に自分を助けてくれていた自動的な動きが,不要になってからも統合されずに残り続けるとむしろ厄介な影響を及ぼしてしまうことがあるということも理解できて。

じゃあ,どうしてシンプルなエクササイズを自主的に行う(あるいは受動的に行わせる)ことで原始反射が統合できて脳がうまく機能するようになるんだろう? という部分がどうもしっくり飲み込めていなかったのです。

もちろん,ブレインジムやBBAで学んだエクササイズを私自身は日頃好んで使っています。デスクワークの合間だったり,初めての患者さんに会う前だったり,人前で講演する前だったり…。

でも,診察室にいろいろな悩みごとを抱えて訪れるこどもたちや親御さんに「この動きが役に立つと思うんですよ,やってみましょう!」って積極的に勧めるほどには私自身がエクササイズの本質を理解できていないな…という思いがあって。どんなにいい方法であっても「うまく説明できないけど,きっと効果ありますから!」じゃ説得力がないですよね。

その私のなかのもやもやした部分にこれまで出会ったなかでいちばん答えてくれそうな資料がこの本のような気がして,とてもワクワクしています。

読み進めてわかってきたら,こちらで少しずつご紹介していきたいと思います。 ご興味のある方は,ちょっと気長にお待ちいただけたら嬉しいです。