ふたたび,原始反射統合のためのエクササイズを本格的に学びに行く。
ちょっと集中して取り組みたいことが溜まってしまって,およそ2カ月間ブログを更新できていませんでした…。
この間に,また原始反射統合を本格的に学べる講習会に出掛ける機会を得ました。
今回の講座は,前回の続き。
やはりハラルド・ブロムベリ氏から直接学ばれた日本人講師の先生に今回も2日間みっちり教えていただきました。
前回教えていただいたのとは別の原始反射について教えていただくのですが,今回の講座には私がどうしても詳しく知りたくてたまらなかった,恐怖麻痺反射やモロー反射が含まれているので,楽しみで楽しみでたまりませんでした。
特に発達障害特性があるこどもたち・大人たちは,ストレスフルな刺激に対して麻痺したように身動きが取れなくなるという反応(恐怖麻痺反射の反応パターン)や,驚いてオーバーリアクションになったり泣いてしまったりという反応(モロー反射の反応パターン)をとることが少なくないようで,このふたつがあらゆる原始反射の基盤にあたるほど重要なものらしくて。
そんなに大事なら,ちゃんと知っておかなくては! と興味津々だったのです。
今回講座に参加して,本で読んで学んだ以上の対処スキルを身につけることができました♪
前回の講座から5カ月ぶりにお会いした前回の講師の先生からは,この5か月間前回私が残したままだった原始反射の統合がかなり進んでいることを指摘していただきました。
それは個人的にとても嬉しいことでしたが,それだけではなくて成人であっても毎日自分に合ったエクササイズを続ければ身体の使い方を変えられる,脳の使い方も変えられるということが身をもって実証できたことに何とも言えない喜びがありました。
私には恐怖麻痺反射やモロー反射のパターンは残っていないようでしたが,それ以外には首の使い方などまだまだ改善していける課題が見つかったので,この日から毎日のエクササイズの内容を少し入れ替えてまた自宅で取り組んでいます。
自分の変化を楽しみにしながら,そして診察室で還元する方法を具体的に考えて実行しながら,これからも学んでいきたいと思います。