ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

近ごろ人気のエクササイズにハマった話。

また数ヶ月前の話になりますが、私の毎日の生活に採り入れられた新しい習慣があります。

それは、きくち体操。

最近ときどきテレビでも取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれません。

診察室に来てくださる患者さんのお母さんが「私この頃きくち体操にハマってるんです」と教えてくださって、何それ? めっちゃ気になる!! と情報収集を始めたのがきっかけでした。

菊池和子先生は、元々体育の先生をされたりご自身も運動部の選手として活躍されたりしたご経験があるそう。

そんな中で「記録を出すのための運動」ではなく「健康のための運動」の必要性を実感され、それを目指して考案されたのがきくち体操。

簡単そうだし激しくもないのに地味に難しい、後でじわじわ効いてくる動きが多い気がします。

派手さや華やかさには乏しいかもしれないけれど、今年85歳になられる菊池先生の颯爽としたお姿を拝見するにつけ、この体操がただものじゃないことは明らか。やる気がもりもり湧いてきます♪

足の指と手の指をしっかり組ませて足首を回す、とか、ふたり向かい合わせになって互いの足の指を組む、といったエクササイズがあったので、それなら自分の左右の足指も組めるかもと試してみたら…、

痛ぁぁぁぁぁ…!!!

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たしかに組めないことはない。

でも、痛みとものすごい違和感が押し寄せるんです。

そして、足指の先を手で触ってみてもどの指が何指なのかが判断できない…。

これまでどれだけ足指たちを靴の中に押し込めてぞんざいに扱ってきたのかを思い知らされました。大反省です。

五本指ソックスを履いていればいいってもんじゃなかったんですね。

足指を握るように組んで足首をゆっくりぐるぐる回すと、そのあと地面と接する足裏の面積が広がったように感じました。

ふーん、足首をちゃんと使うのって大事なんだなぁ…。

あれ?

なんだろうこの既視感は???

何かが私の中で揺さぶられる…。

次回に続きます。