ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

血糖値スパイクを起こしていないか知りたい人に朗報! 誰でも手軽に使えるグルコース濃度モニタリング装置。

血糖値スパイク、私にもあるのかな…?

私の父が血糖値スパイクに翻弄された話は、先日の記事に書いたとおり。

私にはスパイクって起きてないんだろうか?
もしもスパイクが起きてるとしたら、何を飲んだり食べたりするのがよくないんだろうか?
…と、めちゃくちゃ知りたくなってきました。

以前Facebookの友人が使っているのを見て、とりあえず買ってみた「フリースタイルリブレ」。
試そうと思っているうちに半袖の季節が来てしまって一時延期になっていましたが、再び長袖の季節が巡ってきたので「今でしょ!」と挑戦することにしました。

リブレって何?

ちなみにリブレとは、身体(上腕の後ろ側推奨)に細い針のついたセンサーを貼り付けることで、皮下の間質液のグルコース濃度を継続して測れる道具のこと。
半袖だとちょっと目立ちますね…。

f:id:nao-chun:20190926180250j:plain

血糖値 = 血液中グルコース濃度とは厳密には違うのですが、とても相関が強いらしく、血糖値の上下動を推測するにはとても簡便な方法。
しかも最長2週間、知りたいときに腕のセンサーにリーダーを近づけるだけでいつでも一瞬で間質液グルコース濃度を測ることができます。…あ、低下してる(笑)。

f:id:nao-chun:20190926180331j:plain

ちなみに、センサーもリーダーもどちらもAmazonで7000円台で購入可能です。
説明書さえ読めば、誰でも自宅で簡単に使うことができます。

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

フリースタイルリブレセンサーFreeStyleLibre

まる1日使ってみて、驚いたこと

朝から何時に何を食べたかを記録しておき、リブレの測定結果と比較。

f:id:nao-chun:20190926192105j:plain

比べてみてはっきりわかったのは、

・全粒粉天然酵母パン+バターを食べると、約40分後にグルコース濃度がぐっと高くなる(午前・午後のふたつの山)

プロテインや糖質抜きの食事(昼食は豆腐と豚ミンチのハンバーグ、夕飯はローストポークと豚汁)を摂ってもグルコース濃度はほぼ不変

・22時台に息子の夜食につきあって飲んだ米麹甘酒は、パンよりもグルコース濃度の立ち上がりがずっと速く、ピーク値も高い

ということ。

…ふむふむ、面白い!
自分の食生活とグルコース濃度の関係をこんなにハッキリ確かめられるなんてビックリ!!
やっぱり糖質を多く含む飲みものはスパイク状にグルコース濃度を高めるものなのだという発見が、父の件と重なってとても興味深かったです。

まだまだ何日も観察できる日数が残されているので「ひとり人体実験」をエンジョイしようと思います♪