ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

ブランパン試作品第1号の試食と、PDCAサイクル。

ブランパンの味見の結果

さて、昨日焼いたブランパン。

さっそく解凍して食べてみました。

これまでの全粒粉天然酵母パンと比較するため(と科学的っぽく言ってみてもただ主観で判断するだけですが)、まずは「焼かずにバターをたっぷり塗る」でお試し。

焼かずにバターをたっぷり塗ったブランパンの味は…

えーと、まぁ、食べられるんですけど…

ひとことで言うと、まずい

なんていうか、湿ったスポンジを噛んでいるようです。
パンの膨らみが悪いぶん、パサパサはしないのですが、もっさりした噛み心地。卵や牛乳やバターを生地に加えているのに、スポンジケーキやカステラのようなしっとりふんわりした味わいとは縁遠い感じです。でもパンでもない。ただのスポンジ。

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ふすま独特の匂いも手伝って、なんなら「うっかり食べ物じゃないものを口にしちゃったかも」くらいな食感です。

レーズンの甘みが心に僅かな救いをもたらしてくれますが、考えてみたらこのレーズンだって思いっきり糖質なわけで、できれば頼りたくない存在なのに。

しっかりトーストして、再度味見

とにかくスポンジ感から脱却したくて、トースターでカリカリに焼き、バターを塗りました。

すると…、

香ばしさも手伝って、生よりはだいぶんマシになりました♪

KIRIのクリームチーズを塗ると、さらに食べやすくなりました。
大丈夫、今度は明らかに食べものです(笑)。

焼いたブランパンにクリームチーズを塗ったものは、冷めてからも普通に食べられました。

でも、まだ「美味しい」という言葉は使いたくないかな。

次回に向けてのブランパンプランは?

まだたった一度の挑戦なので、ここでがっかりする必要はありません。
今回の経験を生かして、軌道修正するのみです。

科学実験と違って、さっさと正解にたどりつけたらそれでよいので、貪欲に複数の変更点を一度に導入することにしました。

  • イーストを「赤サフ」というものに変えてみる
  • レーズンは思い切ってカット
  • ふすまの匂い対策にスパイスを加える(シナモン中心で検討中)


ちなみに「赤サフ」とは、低糖質のパンを焼く人にはお馴染みらしいイースト。
フランスのサフ社というところが、パン生地の糖分の割合に応じて数種類のドライイーストを出していて、焼き具合に少し差が出るらしいのです。

普通の小麦パンでイーストの違いを比べてくださってる記事がとてもわかりやすくて、イーストでそんなに差が出るのならぜひ赤サフを使ってみたくなりました。


このまま試行錯誤してもうまくいかないなら、今度はホームベーカリーをツインバードに乗り換えることを検討しなくてはなりません。

でも…私のパナソニックさん、まだまだ使いたいな…。
美味しいブランパンが焼けるよう、ともにがんばろうっ!