ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

幻の本も借りられちゃうかも? 相互貸借制度を使ってみよう!

「エクストラ・レッスン」がやってきました!

先日から紙の本で読みたくてたまらなかった「エクストラ・レッスン 読み・書き・計算に困難のある子どものための動きとお絵かきのエクササイズ」をようやくこの手でぱらぱらできる状態になりました。


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といっても、古本を購入できたわけではなく、図書館で借りただけです。
地元の図書館には蔵書がなかったのですが、そんなときに発動する裏技があります。

それは「相互貸借制度」

以前、三石巌先生の全集の中の本を読みたくて(絶版、在庫切れ)地元の図書館の検索では見つからなかったとき、国立国会図書館サーチで検索したらよそ様の自治体の図書館にはあるらしいことが判明して。

なんとかこの本を借りられないだろうかと情報を探していたとき、たしかこちらのブログで相互貸借制度のことを知りました。


相互貸借制度、こんな感じで利用しています

私が普段利用する図書館では、窓口へ行って書名や著者名・出版社などの情報を申込用紙に書いて提出すると、貸し出しできる本かどうかを確認して、相手方図書館へ貸出申請をしてもらえます。

料金は掛かりません。
早ければ1週間くらいで地元図書館へ届くので、受け取りに行きます。
(貸出中だったりするともっと日数が掛かることもあります。)
返却期限厳守ですが、自宅への持ち帰りも可能。
国立国会図書館からお借りする場合は、受け取った地元図書館内での閲覧のみ可能です。)
借りて帰ったときは、時間外ポストではなく、開館中に窓口へ直接返却するのもルール。

これまで何度となくこの制度を使って遠くの図書館からお取り寄せさせていただいてきたので、たぶん司書さんたちにいい加減顔を覚えられていると思います(笑)。

とても便利でありがたい制度ですが、案外知られていないように思うので、読みたいけど手に入らない古い本に心当たりがある方はぜひ試してみてください。

実際、紙の本をぱらぱらしてみて…

やっぱりこの本は、紙の本を手でめくって読む方がずっとよく頭に入ってくるように感じます。

難しいところもたくさんあるけれど、一歩足を踏み入れたら抜けられなくなる沼のような魅力があるみたい。

いつか実際のエクストラ・レッスンを見学や体験で味わってみたいですが、それまでは書籍からしっかり吸収しようと思います。