ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

お礼のご挨拶と、ずっと書けずに過ごしていたこと。

いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます❤

8月18日から公開したこのはてなブログさんの「ここのすラボ2.1」、昨日で10000PVを突破しました♪

f:id:nao-chun:20191024173439j:plain
ジャスト10000を見逃してしまいました…。

想像していたよりもずっと早い達成だったのでビックリしつつ、とても嬉しく思っています。
いつも読んでくださっているみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます💕

世間さまに大きな影響を与えられるほどのブログではありませんが、これからも子どもの育ちを応援するような、そして子どもをサポートするおとなも健康で余裕をもって過ごせるような情報を微力ながら発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします♪

疑問に思っていた方もいらっしゃるのでは…

いつか書きたい、書かねば、と思っていたこと…それは私のHNについて。

リアルの私を知っている方は(もちろんそうでない方も)、

「いい歳のオバサンが、なんでどこかのアイドルみたいなHN使ってんだ?」

と思っておられるだろうなーとずっと気になっていたのです。

はてなブログさんに移ってHNを変えるとき、「なお」は私の本名からとったのですが、何か付け足したくて思いついたのが「ちゅん」でした。

以下、長くなりますがお時間のある方はどうぞお付き合いください。


「ちゅん」をくれたのは、なつかしいあの子

アイコンから想像がつくかもしれませんが「ちゅん」の由来は、私のすずめ好きからです。

小学生のとき、下校中に巣から落っこちて骨折した子すずめと偶然出会い、拾って帰ってしばらく自宅で保護したことがありまして。
(ちょっと前のモト冬樹さんへのバッシングには他人事と思えないほど心を痛めました…。)

母と一緒に獣医さんに連れて行ったら、骨が丈夫になるように玄米粉を牛乳で練ったものを食べさせてあげたらどうかとアドバイスくださり、わざわざすずめを助けるような人からお金は受け取れない、と笑顔で送り出してくれました。

さて、家に帰って獣医さんに言われたとおりに玄米粉を温めた牛乳で練ったものを薄く削った割箸の先につけて子すずめの口元へ持っていくのですが、子すずめはくちばしを激しく振って割り箸をはねのけ、頑なに拒否します。
間違いなくお腹ぺこぺこなのに。

それが、一夜明けるとさすがに少しずつ食べ始め、まもなくガツガツ催促するようになり、首元の餌袋が玄米粉でパンパンに膨らむほどに。
まさに、無駄なプライドを捨てて、生きる選択をしてくれた瞬間。
すごくホッとしたのを覚えています。

f:id:nao-chun:20191024174139j:plain

脚が回復し、飛行能力もちょっとずつついてくると、人間との暮らしを活発に楽しむようになりました。
「ちゅんべえ!」と呼んだら鳴き返す、飛んできて手や肩や頭のてっぺんに止まる、台所にもトイレにもついてくる、完全な手乗り状態。

パンくずでも果物でも捕まえてきたイモムシでもむしゃむしゃ食べるようになり、たくましくなったなぁ…と思っていた頃から、ベランダに来る野生のすずめと鳴き交わすことが増え、ある日突然あっという間に窓の隙間から仲間の元へ飛び立っていきました。

一緒に過ごした時間はほんの数ヵ月。
でも、とてもインパクトのある共同生活を送ったすずめに対しては、今でも強烈な親近感を抱いてしまうのです。

そんなすずめへの親しみを込めて、そして無駄なプライドを捨てる潔さや降りかかった試練へのレジリエントな姿勢への尊敬の念も込めて、「ちゅん」の名をもらうことにした次第です。


私の昔話を長々と読んでくださってありがとうございました。

これからも「ここのすラボ2.1」と私なおちゅんをどうぞよろしくお願いします♪