ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

EAAを飲み始めて発生した、緊急に解決したい課題とは?

EAAを飲んでいて気づいたこと

例によって好奇心に勝てず、大量のプロテインに加えてEAA必須アミノ酸)を飲み始めたことは先日書きましたが、

EAAを開始して3日経ったとき、気づいたことがありました。

 

頬の肌理が急激に整ったように感じていましたが、雨の日にヘタりがちだった髪の毛が夕方にもコシが保たれててふんわりしてる!
こんなに即効性あるの? プラセボ効果じゃないよね?!

 

そんなふうにとても嬉しい気づきもあったのですが、ちょっと困ったこともありまして。

 

 

3日前から続いていた、ある症状…

気がついたのは4日目の朝のことです。

「あれ、この3日間連続してあんまり眠れてないよね…?」

確かに初日は、ちょっとワクワクする話し合いに参加した日だったので、あたまの中でいろんなアイデアが飛び交う興奮状態だったからと気にしていなかったのですが、次の日も、その次の日も、何もないのに眠りが浅いのはやっぱりおかしい。

 

で、この3日間に共通することは何だろうと振り返ってみたら、寝る前にEAAを10-15g飲んでいたことしか心当たりがなくて。

 

EAAを飲んでいるほかの方々からそう言うお話はまだお聞きしたことがなかったけれど、何かEAAには眠りを妨げる要因があるのか…?

 

 

EAAそのものの問題というよりは…

しっかり教科書や論文にあたって調べたいところですが、とりあえずGoogle先生に聞いてみたところ、ひとつヒントになりそうな情報をこちらのブログで見つけました。

www.mag2.com

BCAA(Branched-Chain Amino Acids:分枝鎖アミノ酸)のロイシン・バリン・イソロイシンはすべてEAAに含まれていますが、BCAAが芳香族アミノ酸のひとつであるトリプトファン血液脳関門を通過するとき拮抗するので、BCAAが血液中にたくさんあるとトリプトファンが脳内に取り込まれにくくなり、脳内のセロトニンが減る方向に作用することになる。だから、リラックスしにくい→眠れなくなる、ということのよう。

 

もう少しいろいろ見ていたら、BCAA摂取によってアルギニン、メチオニンと芳香族アミノ酸血中濃度が下がったという論文がありました。この論文は男性被験者での実験だけど、「以前女性で調べたときも同様の傾向だった」と本文中にありますね(全文PDF公開あり)。

 

そして肝心な点ですが、私が今回購入したEAAは、EAA製品の中でも「BCAAの割合が高いのでおすすめしない」と書かれているレビューを発見。

むむ、なるほど!

だから、ほかの方から同じお悩みを聞くことがなかったのかもしれません。

 

そんなわけで、美肌のために就寝前に飲んでいたEAAですが、起床時に飲むようにすれば睡眠障害からは解放されるのでは? と思って2日間試したところです。

おかげさまで、当初のような不眠症状は出なくなりました。

もしも私と同じ製品を飲んで同じ症状にお困りの方がいらっしゃったら、ぜひ飲むタイミングを工夫してみてくださいねー。

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私が飲んでいるのは、ダイマタイズ社のコレです。