またデジャヴ? 単なるエクササイズの域を超えたパーソナルトレーニング
パーソナルトレーニング、続けています。
この春から始めたパーソナルトレーニング。
半年経った今もコツコツ続けています。
身体アプローチに強く惹かれるのは、そもそも自分の身体の問題に関心があって「どうにかしたい」という思いが強いこと、それから大人になってからでも変えようと思えば変わると実際に気付けたことも大きいんだろうな…と思っています。
トレーナーさんが自分のために選んでくださった動きを繰り返して、脳にその新しい運動のパターンを教え込んでいく作業をしているわけですが、先日、長尾まさ子先生のブログを拝見していてびっくり!!
この記事に出てくる「銅玉エクササイズ」、私が練習している動きと激似なんです!!
もちろん両足の間にエクササイズボールを挟むところまで一緒。おそらくほかの筋肉を使った無意識の代償を防ぎ、意識的に必要な動きを行うための工夫だと思います。
やっぱり脳と身体をつなぐ神経のネットワークを新しく構築するには、脳と身体に覚えさせるべき(本来なら乳児期に獲得しておくべき)運動の形があり、その運動は特定の神経ネットワークの神経接続の促進をターゲットにしているということなのでしょうね。
この動きだけじゃなかった…
さらに、前回トレーナーさんに四つん這いのエクササイズを処方してもらったのですが、身体を動かしながら強烈なデジャヴに襲われました。
…これはブロムベリ先生の本に出てきたエクササイズそのものだっ!!
ちなみに、こちらの本に載っています↓
- 作者: Harald Blomberg MD
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図にあるように四つん這いで背中を丸めたり反らせたりするのですが、背中のどのあたりに意識を置いてこの動作を行うか、そしてそのときの肩の状態はどうなっているか、などと考えながら行うこのエクササイズは(あたりまえにできる人にはたぶん)どうってことのない動きのようでも、私にとっては文字どおり相当神経を使う作業。
これがスムーズにできるようになるってことは、両腕と体幹をなめらかに連動させられるようになるということ。
そのための神経のつながりができるってことでもあります。
運動の改善と脳機能の改善はリンクしてるから…
ブロムベリ先生も乳児期の運動発達の重要性を脳の発達と結びつけて考えていらっしゃる先生。
シュタイナー教育も幼いうちに獲得すべき運動スキルがその後の学びの基盤になるという考え方。
それぞれに登場するエクササイズを今まさに自分の身体の使い方を学ぶために活用していることをとても面白く感じています。
だって、私がパーソナルトレーニングに通っている主目的は身体の使い方を改善するためだけど、この身体の使い方の改善によって私の脳のはたらきも大いに変化してくる可能性がある、ということですよね。
自分では気が付いていなかった脳のはたらきのつまずきがこの歳になって改善するとしたら…?
もうワクワク以外のなにものでもありません。
自分の運動の改善は日々興味を持って観察していますが、認知機能や実行機能の変化も楽しみに観察し続けようと思います♪