「ブレインジムと私」と大流行の動画コンテンツ。
冬休み再読シリーズ、今日はこの本。
冬休みの間に読み返したいと思っていた本。
今日は「ブレインジムと私」を紐解きました。
以前読んだ時は、ブレインジムのエクササイズひとつひとつのことが詳しく知りたくて、エクササイズの説明部分ばかりに目が行っていました。
改めて総論の部分を読み返してみると、最近読んだ本で気になっていた利き側問題や優位脳、正中線を交差する動きのことなどがこの本にしっかり書かれていたことに気づきます。
もちろん「ドミナンス ファクター」のこともバッチリ紹介されていました(p.173)。
ドミナンス ファクター 左? 右? 目・耳・手・足・脳半球の優位側を知ることで、あなたの学習能力は飛躍的に向上する (Dominance Factor dominance factor)
- 作者:Carla Hannaford
- 出版社/メーカー: 永井書店
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: 単行本
いやホント、再読は大事だわ…。
全体を通して感じられたメッセージ
読み書きに不便がある子どもたちは通常の学校での学習で困難を抱えやすく、エクササイズを通じてそれが改善されたらその子は意欲を持って取り組みやすくなるわけですが、だからといって、みんなが学校の画一的な教育に合わせることをよしとはしていないのがプレインジムの面白いところだなと思います。
とても印象に残った段落のひとつがこの部分。
親や教師が、自分たちの好みではない子供たちの言動を「正そう」としたり、「やめさせよう」としたりしているのを目にすることもあります。しかし、このような行為は、自分は愛される価値のない存在なのだということを気づかぬうちに子供に教え込んでいることになります。親や教師たちは正したりやめさせたりするのではなく、軌道修正の方法、統合の方法、自分の言動の奥底にある意味を理解させて学習する方法を提供することが必要なのです。(p.40)
ちょうど別件で子どもたちを大人の理想の型にはめる問題について考えていたところでもあり、この文章がガシッと心に刺さりました。
正中線を越える、で思い出したこと
話はちょっと変わりますが、昨年のいつだったか、息子が学校で友達にダイエットダンスを習ったと私に教えてくれました。
どうやらYouTubeでむちゃくちゃ人気のようですね。「ハンドクラップダンス」というもののようです。もしかしたらすでにちょっと遅れてるかしら…?
これが冒頭から、片手と対側の足を左右交互に前で合わせ、続けて交互に後ろで合わせ、…という動きの繰り返しで始まるのです(リンク先に動画があります)。
…まんま、クロスクロールの動きじゃない?!
と初めて見たとき驚きました。
このダンスがスムーズに踊れたら、正中線を超える動きはバッチリかもしれませんね♪
さて、今年も身体を動かすことと脳のはたらきとの関連にしっかりアンテナを張りながら毎日を過ごしていきたいと思います。