憧れの人との、思い出のエピソード。
4万PV、ありがとうございます✨
個人的なご報告になりますが、昨晩、このブログの閲覧数が4万PVを突破しました(朝見たら突破しちゃってました…)。
年末年始を挟んだ今回もまた1カ月未満で1万PVもの閲覧をしていただけたことをとてもありがたく思っています。
マニアすぎてすみません!と思って記事を書く日もあるのですが、それでも「このブログを見て買ってみたあの本、とってもよかった!」などとTwitterでお声掛けいただくこともあって。
めちゃくちゃ嬉しいですし、とてもとても励みになっています。ありがとうございます♪
思い出に残っている先生のこと
先月は特に3万PV記念企画をしなかったのですが、今回はこれまでブログに書かなかった思い出のエピソードをひとつご紹介したいと思います。
小学校5-6年のときの担任、M先生のお話。
当時40代の男性の先生でした。
(いつの間にか当時の先生の年齢を超えてしまっていることに今、軽く動揺しています・笑)。
6年生の7月、学校のプールの授業では「クロールで25メートル泳ぐ!」がみんなの目標ということになっていました。
泳げないわけではない私。
でも左手で水を掻くのが難しくて、回転させられるのは右手だけという、バタ足+右手搔きの謎な泳法になってしまいます。
息継ぎもおぼつかなくていつもおよそ15-20メートルのところで立ち止まってしまっていたのですが、1学期の最後の体育の授業でどうにか1回きりの息継ぎを命綱に初めて25メートル到達することができました♪
学期末ということもあり、先生は既に通知表を付け終わっていて。
保護者面談で母が受け取った成績表には、先生の訂正印とともに水泳の評価が「ふつう」から「よくできる」に格上げされていたのでした。
「よくできる」にマルをつけていただけるほど私が泳げるわけがないのは重々わかっている母が「わざわざ評価を上げてくださって、申し訳ないです…」と大変恐縮していたら、先生はサラッと
「自由形ですから!」
とおっしゃったのだそう。
クロール=自由形、…たしかに!!
帰ってきて母が楽しそうに話してくれた日のこと、今でも忘れられません。
「憧れのおとな」像
正しくできるように、きちんとできるようにと学校で指導を受けるのもとても大事なことだとは思うのです。
でも、こんなふうに先生から寛大に「キミなりによくやったと思うよ」と認めてもらえた子ども時代の体験は、その後の私の人生を大きく変えてくれたと感じています。
無理と思っても努力すれば自分なりの成長はできるし、それを見ていてくれる人がいるかもしれない…と思うと、何かをがんばってみたい気持ちになれますもんね。
子どもたちに、こんなふうに影響を与えられるおとなになりたい。
子どもの意欲をユーモアやポジティブさで自然に引き出せるようになりたい。
M先生は、今も私の中の「憧れのおとな」のおひとりです。