親も子も先生も手探りの新年度、とてもありがたい先生の工夫とは?
新年度の心配ごとのひとつはコレ!
年度が変わっていちばん心配でドキドキするのは、担任の先生との出会い。
担任の先生の「よしあし」を語るなんておこがましい話ですが、やっぱり気になるのは子どもとの相性かもしれません。
世間的には評判がよかったり人気があったりする先生でも、相性が合わなければその子どもにとっては学校が苦痛な時間になってしまうし、先生だってしんどいだろうと思うので…。
そこは大人なんだから、プロなんだから、と言いたくなりますが、先生だって人間ですもん。
どうしても好きになれない児童生徒(ついでに言えば保護者)がいたって不思議じゃない。
ただ、それを態度や言葉には出さないでいただけたら充分かな、と思っています。
今年度は、我が子の担任に心が集中
いつもなら、診察室で会う子どもたちから「新しい担任は怖いって評判の先生だったけど、今のところ優しくて面白いよ」とか「今年度は部活の顧問の先生が担任になったー」とかワイワイ聞かせてもらうのが4月の定例行事。
でも、今年はそんな話を聞くことができません。
そのぶん(?)、息子の新しい担任の先生がとっても気になって。
まだゆっくりお話しできているわけではないので、息子からの情報を頼りに雰囲気を把握しようとアンテナを張ってみるわけですが…。
きっと先生もドキドキで手探り状態のはず…
息子によれば、担任の先生は他校から赴任されたばかりだけどとても感じのよい先生のよう。
クラスの子どもたちひとりひとりのことをとても丁寧に見てくださっている様子。
驚いたのが、「先生ね、毎日学級新聞を発行するって!」という息子のことば。
…毎日? 毎月じゃないの?
と思っていたら、本当に毎日持って帰ってくるではありませんか!!
しかも、結構なボリュームの文章を書いてくださっています。
先生と子どもたちとのコミュニケーションにもなるし、先生と保護者とのコミュニケーションにもなる。
日々学校でどんなことが行われていて、先生方がどんなふうに考えてくださっているのかが紙面からでも伝わってくるのは本当にありがたいこと。
保護者にとってもドキドキの新年度ですが、きっと先生もみんなの様子を見ながらおそるおそるクラス運営をしてくださっているんですよね。
使える手段や機会をうまく活用して、先生と子どもたちと保護者みんなの意思疎通が図っていけたらいいなと思います。