ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

メガビタミン・高たんぱく生活を振り返ってみると。

栄養に興味を持って、早3年ですが…

私が分子栄養医学に興味を持つきっかけになったのは、2017年の春に来日されたブロムベリ先生から直接ビタミンなどの栄養素のお話を聞いたこと。

それからまずB12を飲み始め、ときどき血液検査をするようになったり、藤川徳美先生の『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』を読んだり三石巌先生の著作を読んだりするようになって。

分子栄養学のすすめ (健康自主管理システム1)

分子栄養学のすすめ (健康自主管理システム1)

  • 作者:三石 巌
  • 発売日: 2017/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

たんぱく質の重要性に意識が向いたのは比較的あとからだったし、プロテインを飲み始めても量のことまでそれほどしっかり考えてはいませんでした。

最近の血液検査

2019年の3月に血液検査したとき、私の総蛋白は6.6、アルブミンは4.1でした。
このときすでにメガビタミン態勢に入っていたのに、肝心のたんぱく質が摂れていなかったんですね。
BUNも17.0。うーん、もう一声! という感じ。

ちなみにフェリチンは114。
鉄は足りているように見えますが、じつはこのとき銅172と高値。
併せて考えると、ただ体内で炎症が起きているだけだったんですね。

この頃から意識的にプロテインも多めに摂るようになり、EAAも熱心に飲んだ時期もあり、銅を下げるために真面目に亜鉛を摂るようにもなって。

そして、2020年3月の血液検査。
総蛋白は7.2、アルブミンは4.8に上昇しています。
BUNは20.4になっていました♪

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今回、銅は109と正常範囲内におさまっていました。
亜鉛と拮抗させたおかげだけではなく、炎症がおさまったのもあるみたい。
その証拠にフェリチンは68まで低下。
やっぱり見せかけのフェリチン高値で、ベースの鉄不足はあったんですね。

炎症がおさまるまで鉄剤投与は控えていたので、ここから安心してフェルムを飲み始めました。
1カ月分飲み切ったらアドバンストフェロケルに移行しようかな。

1にも2にもたんぱく質

データの変化はもちろんですが、自分自身の疲れにくさ向上やスタミナ持続は日常で強く感じているところ。
やっぱりメガビタミン以前にたんぱく質をしっかり補ったほうがいいんですねー。

ビタミンやミネラルのような派手さ(?)はないし、きちんと食生活に取り入れようと思うとなかなかエネルギーが必要な高たんぱく食ですが、もっとたくさんの人に実行してもらって、そしてみんなの心と身体がもっと健康で元気になってほしい。

高たんぱく食のよさを伝えることも自分のミッションのひとつとして行きたいと改めて思ったのでした。