ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

ほしいのは、女性特有の症状をどうにかするための知識とワザ!

意外と少ない、女性に関する分子栄養医学情

分子栄養医学に関するいろいろな本を読んでいて、ちょっぴり気になる点があります。
それは、女性特有の症状に関する情報が案外少ないということ。

『オーソモレキュラー医学入門』を見ても、『Orthomolecular Treatment of Chronic Disease』を見ても、PMSや月経困難症や無月経といったワードは目次に見当たりません。

消化器系、循環器系、呼吸器系、がん、そして認知症てんかんなどの中枢神経疾患に多くの紙面が割かれています。

男性特有の症状に関する情報もあんまりないですけどね…

もちろん、「女性を軽視するなんてけしからん!!」などと吠えるつもりは毛頭なくて。
自分が必要としていないので興味を持って探してはいなかったのですが、じゃあ男性特有の症状はどうなの?とチェックしてみると、やっぱりコレという章は設けられていないみたいなんです。
(イメージとしては前立腺肥大とか射精障害とかね…。イメージが貧困すぎですが、男性は他にどんな症状で困るんだろう?)

前立腺がんはありましたが、この章には子宮がんの情報もあったので、これは男女固有の話題というより「がん」というテーマの括りですし。

やっぱりほしい、女性医学の情報…

実際に診察室でPMSがひどくて1週間家から出られなくなる女の子に出会ったことは何度もあるし、お母さんが更年期症状に悩んでいるというケースも少なくないし、そういうときに「婦人科に行ってみたら?」と振るんじゃなくて自分でも何か情報提供できたらいいなと強く思うのです。

でも、いわゆる古典や定番の書籍だけでは情報は得られそうにない。

天然ホルモンで更年期を乗り切ることについては、以前記事にしたとおりとてもよい著作を見つけたのですけど…。


…と思っていたら、私の理想にピッタリのこの本を見つけました!

というわけで、さっそく注文!

どんなことが書かれているのか、楽しみに読んでみたいと思います♪