PMSや月経関連症状のための分子栄養医学を学び始める。
『女性の健康問題のためのビタミン療法』を読み始める
先日の記事に書いた、女性特有の症状のための栄養学的介入の本。
書籍が届くのは5月になりそうなので、待ちきれずKindleで買いました。
The Vitamin Cure for Women's Health Problems (English Edition)
- 作者:Case, Helen Saul
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: Kindle版
どこをとってもすごく興味深い章立てになっていますが、やっぱりまず読みたいのはPMSや月経問題に関する第2章かな。
「ズバリPMSって何?」から始まる…
全体にカジュアルな口語調で書かれているみたいですが、ポイントを掴めたらヨシとしてざくざく読んでみたいと思います。
まずは「ズバリPMSって何?」という見出し。
著者によれば、
PSMとは排卵から月経の間に起こる、情動・身体・心理・気分の障害が組み合わさった地獄の一週間、または百鬼夜行!
そして「無傷で抜け出したいなら栄養で武装しろ! ビタミンが役に立つぞ」と。
期待大ですね♪
症状の説明は「敢えて書かないよ(だって女性なら誰でも楽々思いつくでしょ?)」と言いつつ「面白そうだからPMSと姉貴分のPMDDの症状を書いておくと…」とノリノリの前振りの後で、
PMSにどう立ち向かうか?
- 医師は市販の鎮痛薬から処方薬まで、PMSを管理するための薬を何でも勧めてくるかもしれない。
- むくみへの利尿剤は腎臓からナトリウム排泄を促すが、その際に水分も失う。月経1週間前から塩分の摂取を控えよう。
- 痛み症状へのイブプロフェンなどNSAIDsの使用は消化器系の炎症を起こしやすい。頭痛はNSAIDs欠乏症ではないのだから、根本的解決を目指すべきだ。
- 経口避妊薬で症状緩和することもあるが、第6章で述べるような副作用を覚悟するべき。
- SSRIなどの抗うつ薬は気分の改善にはいいかもしれないが、消化器症状や眠気やなどの副作用が出るおそれがあり、身体症状を楽にするとは限らない。副作用リストもチェックして。
やはり、処方薬や市販薬以外の治療がお勧めのようです。
中国の諺も引用されていました。
1000の処方薬を手に入れるのは簡単だが、たったひとつの治療を手に入れるのは困難だ
薬を使うことはあっても、栄養を用いれば薬の量は減らしたりゼロにしたりできるよ、と著者は教えてくれます。
また続きを楽しみに読んでいきたいと思います♪