ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

厚生労働省の見解のアップデートを知る…!

いつのまにか変わってる?


Twitter で見かけて驚いた情報。

厚生労働省が「発達障害は治らない、は誤り」という見解へとシフトチェンジした、と…?


そうなの?

いつの間に?


…さっそく厚生労働省ホームページへ出掛けてみました。


なるほど、ありました!


見つけたはこちらのページ。

「政策レポート 発達障害の理解のために」


「みなさんにわかってほしいこと」>「障害の予後についての誤解」という項目に、

成長とともに改善されていく課題もあり、必ずしも不変的なハンディキャップとは言い切れないのです。もちろん個人差はありますが、「障害だから治らない」という先入観は、成長の可能性を狭めてしまいます。

という表現があるではないですか!


個人差はある、でも発達障害は障害だから治らない、と診断早々決めてかかるのはまさに「先入観」であると厚生労働省も考えてくださっているようです。


厚生労働省さん、ありがとうございます!


厚生労働省さんが方針転換して、それを公表してくださっていること、とても嬉しく思います。

どんな病気や障害でも、新しい知見が得られれば、治療や対応は変わっていくもの。

情報を適宜アップデートしていくことはとても大事ですよね。


私も世の中の流れに置いていかれないよう、新しい情報を貪欲に取りに行って、時代にキャッチアップしていきたいと思います!