学・術・論・法 って何だ?
読み始めた『発達OTが考えるセラピィの思考プロセス』
とにかく表紙とタイトルに惹かれて読み始めたこの本。
発達OTが考える 子どもセラピィの思考プロセス−あなたのセラピィを構築するためのいくつかのヒント
- 発売日: 2016/02/01
- メディア: 単行本
序論からめちゃくちゃ面白くて考えさせられるのですが、いきなりとても気になった図がありました。
方法→理論→学術→学問
学問が学問として到達するために必要なプロセスをあらわす図。
エビデンスが増え、誰もが納得するほど再現性が高まると「学問」と呼ばれるようになるけれど、それ以前の段階があって…という話を、ラーメン屋になぞらえて説明してくださっています。
そして
臨床現場で私たちが行っていることがこの図のどの段階にあるのかを考えながら進めていくのは、臨床かにとって重要な思考になる
と。
ほかにもグッとくる言葉がたくさん並んでいるので、肝心のOTの話に入るまでにいちいち噛みしめてしまう…でもやっぱり、こういうところがとっても大事なんですよね。
いつになったら最後まで読み切れるのか不安ですが、とにかく楽しく真剣に読んでいきたいと思います♪