1日5分で運動能力と集中力を劇的にアップさせるには?
気になる新刊を発見!
栄養と運動がここ数年私にとっての2大テーマなわけですが、アンテナを張っているとやっぱり情報は勝手に飛び込んで来てくれるもの。
とても面白そうな新刊を見つけました。
1日5分で運動能力と集中力が劇的アップ 5歳からの最新!キッズ・トレーニング
- 作者:木村 匡宏
- 発売日: 2021/02/26
- メディア: 単行本
これまた、読まずにスルーするわけにはいきません(笑)。
早速Amazonでポチっ。
運動能力を育てる話がメイン
どちらかといえば運動能力を育てることに重点を置いて書かれている本。
認知能力を伸ばすにはこの運動! などと紹介されているわけではありません。
とはいえ、序章にも「身体あっての脳」とあるとおり、脳を育てることも意識して書いてくださっているのはたしか。
ブロムベリ先生のおっしゃる三位一体脳(下記リンク)に近い話題も序章のなかで触れられていました。
…運動のお話なのに大脳基底核が登場しないのはちょっと残念なのですが。
紹介されている運動には納得!
身体を動かす活動が3部構成でたくさん紹介されているのはとても嬉しいし、本に掲載されているエクササイズがひとつひとつ動画でみられるのもありがたい!
- 触覚や固有受容覚を使って身体の各パーツや関節への意識を高める
- 身体の余計な力を抜いて、身体の各部分を連動させて使う
- 広い場所でさらに身体を協調させて使う機会を作る
に分かれているので、何のためにどんなことができるのかがわかりやすくてよいですね!
園や学校の体育でもこういう活動をたくさん取り入れてくださったらいいのにな、とも思いますし、跳び箱や「特製の岩(本文中に登場します)」はなくてもご家庭で親御さんがお子さんと一緒にできることもたくさんありそう。
(岩のかわりに、ダンボール箱に重い書籍やお米の袋などを入れたものを使ってもいいかもしれません。)
この本を読んで「身体を育てることは脳を育てること」という思いを持ってこどもと一緒に身体活動に取り組んでくれるおとなの人がどんどん増えてくれることを願っています!