朗報! 県が不登校支援をさらに本格化。
教育長の実行力には頭が下がります
広島県の平川教育長は、以前他県で中学校校長を務めておられたとき校内にフリースクールを作られたご経験がおありの方。
校内に安心して過ごせる場所があれば不登校にならずにその安全な場所へ登校すればいい。
考えてみれば当たり前のことではあります。
でも、そういう部屋、そして何よりもその場を成り立たせる人員をわざわざ配置することは学校現場にとっては本当に難しいことだというのも容易に想像がつきます。
今日も中学生の患者さんから、今の学校には別室登校するための部屋が設定されていないとお聞きしたばかり。
つまり、教室か、稀に保健室、あとは自宅で過ごすしか選択肢がないということです。
それでは教室への入りづらさを感じて不登校になっているお子さんにとって、再登校のハードルがとても高くなってしまいます。
すでに広島県では平川教育長のもといくつかの小中学校内にフリースクール的な部屋がモデル的に設置され始めています。
今回の不登校支援センターは、この校内フリースクール的環境をサポートするための組織という位置づけのよう。
かつて校長として1校の中で実現されたことを県内のたくさんの学校内で可能になるように、とセンター立ち上げを実施された教育長の実行力には本当に頭が下がります。