大人になって初めて知った,けん玉の魅力。
ひょんなことから始まった私のけん玉ブーム,じわじわと続いています。
けん玉関連のweb記事に「ほとんどの人が人生で1時間もやったことがない遊びだと思っています」という文章を見つけ,私はまさにその「ほとんどの人」のひとりだったので思わず吹いてしまいましたが,
この記事や入門書を頼りにいちばん簡単な技「大皿」をほんのちょっと練習しただけで,玉が面白いように大皿に収まってくれるようになりました。
これまで数十年,大皿でさえ「乗せられたら超ラッキー」くらいにしか思えていなかったのに!
そして,カチャッと玉が乗るとすっごく嬉しい!
ほら大皿に乗った,また乗った,今度は小皿,…それから中皿,…。
人生で一度も成功させた覚えがなかったような技がどんどんできるようになる快感といったら!
…あぁ,これが森嶋先生のおっしゃる「どや顔」体験なんだな。
けん玉を始めて3日目には,それこそ「玉の穴にけんを差せるなんてありえない…」くらいに思っていたとめけんという技に3度も成功し,4日目にはけん先をもって中皿に玉を乗せるろうそくという技を6度も成功させることができました
運動音痴を心の底から自認する私でもこんなにあっさりとけん玉が上達できるなんて…今までスポーツをしててこれほどの成功体験を味わったことはなかったので,自分でもびっくり。
そして,ひとつの技が一度決まるともう一度,またもう一度と繰り返して成功させたくなるし,さらに新しい技を習得したくもなる…というワクワクするような意欲が出てくるのも感じます。
これがけん玉が昔から長く愛されている理由なんだな…。 とりあえず,けん玉そのものの楽しさや魅力に私自身がどっぷりはまってしまいました。
ところで…, 息子はけん玉のことをどう感じているのだろう?
それはまた改めて記事にしたいと思います。