ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

お薬以前にできることを、お薬の作用機序を通して考えてみる。

児童精神科の敷居を少しでも低く感じてもらえたら、と思って始めたYouTube
当初の目的がそこにあったので、いきなりあまりマニアックなことも話しづらいな…と控えていましたが、やっぱり本当に喋りたいのはこれまでこのblogに書いてきたような、栄養や運動に関すること。

なので、これから少しずつそういう話もしていこうと思います。

今日は、手始めに精神科のお薬についてPowerPointを使って喋ってみました。
お薬を飲む前にできることあるんじゃない?
お薬を飲むよりもっと安全な方法もあるんじゃない? って。

精神科の病院では、わりと気軽にお薬が処方されると思います。
私自身も子どもの精神科の道へ専門性を絞り込む前は、大人の患者さんにもたくさんお会いして、あたりまえのように処方してきた医師のひとりです。

短い診療時間の中で「このお薬は脳の中でこういう働きをするんですよ」なんてきちんと説明したことなんてほとんどなかったなぁ…と思いながら、できるだけシンプルな動画にしてみました。
以前このblogでも触れたことのある内容ですが、やっぱり動画の説明のほうが伝わりやすい気がします。
そして実際話してみたら、やっぱりお薬以前にできることがある、としか思えなくなりました。

みなさんはどう思われるでしょうか。
感想をいただけたら嬉しいです。