ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

食べてもいいもの、食べるのをやめるべきものがくっきり判明。

遅延型アレルギー検査の結果

先日、ずっと気になっていた遅延型アレルギー検査を受けてみたことを書きました。

その結果が返ってきたので、ここで公表しちゃいます。
自分でも思ってもいないような結果だったのです。

反応が高かった食品

戻ってきた結果はこんな感じでした。


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まとめると、

非常に高い反応

高い反応

  • チェダーチーズ
  • ホエイ
  • アーモンド
  • 卵黄

中等度の反応

実際の食生活と重ね合わせてみると…

◍ 食べる頻度が高くてアレルギー反応が強かった食品:
 卵黄・卵白、牛乳・カゼイン・ホエイ、アーモンド。

栄養に関する本を読んでいると、「よく食べるものが遅延型食物アレルギーの原因となっていることが多い」という記述をみかけます。

卵は1日複数個食べるのが日常。
牛乳はほぼ飲まないのですが、プレーンヨーグルトをよく食べていました。
ホエイに関しては、ヨーグルトよりも毎日飲むプロテイン由来かもしれません。
アーモンドは、チョコ味のプロテインを割るのにアーモンドミルクを愛用しているからでしょうね…。

なるほど、と思います。


◍ 食べる頻度は低いのにアレルギー反応が高かった食品:
 チェダーチーズ、アヒル卵、ブルーベリー、グルテン

チェダーチーズは牛乳成分なので、チェダーチーズそのものを食べなくても高くなるのは不思議じゃないし、アヒル卵なんて食べたことはないけれどきっと卵と似たタンパクなのでしょう。

ブルーベリーは数年単位で口にしていませんが、わたしには合わない食べ物のようです。

グルテンに関しては、週に1-2食は口にする程度だからかもしれませんが、先に挙げた中等度の反応の食品の中でもいちばん弱かったのです。
それでも他の多くの食材よりはやっぱり反応が高いわけで、今以上には食べないほうがよさそうですね。


◍ ほぼ毎日食べているのにアレルギー反応が低かった食品:
 鶏肉、豚肉、牛肉、大豆、白米、雑穀、トマト、マッシュルーム、コーヒー豆、黒胡椒
 
こうやって眺めてみると、食べる頻度が高いものが何でもアレルギーを引き起こすわけではないということもわかります。
体調を考慮しつつタンパク質をしっかり摂ろうと思ったら、肉類を多く食べればいいし、シーフードも特別避けなくてはならないものはないこともわかって安心できました。


それから、大豆やお米には何も問題がなかったのもホッとしています。
大豆だけでなく、さやいんげんグリーンピース・キドニー豆などの豆類も大丈夫でした。豆由来のタンパク質も取り入れてみてもいいかもしれません。


というわけで、アーモンドミルクと牛乳製品はやめてみると決めました。
卵もどこかの時点で一定期間ゼロにしてみたいところ。
ブルーベリーはわざわざ食べない。
グルテンは今以上には増やさない。

そして、肉と魚の摂取を増やし、豆タンパクにも手を広げてみよう。

そんな気づきが得られた今回の検査結果でした。

食生活を改善してからしばらくたったら、また再検査を受けてみたいと思います。