みんなが同じ宿題をするのがあたりまえな毎日を、なんとかしたい!
息子の夏休みもまもなく終わりますが、宿題の丸つけ(いちおう保護者がするルールらしい)をしながらぼんやり思っていました。
…同級生みんながコレやってるんだよね。
難しくてなかなか終わらない子もいるだろうし、簡単すぎてつまんないと思いながらやってる子もいるんだろうなー。いっそやらない、って子もいるのかな。
ちょうどそんなタイミングで、知人の紹介で知った本がこちら。
「けテぶれ」とは、計画→テスト→分析→練習の頭文字。ちょっと「ここのす」と似てるネーミングかも?(笑)
要はPDCAサイクルを回して学習を進めるために、各自が自分の課題を分析してその日に自分がする宿題を決めて勉強して、自己採点してその結果次の課題を見つけて、…を続けた成果を学校の小テストや大テストで確認する、というもの。
つまり、毎日子どもたちがやる宿題の量も内容もひとりひとりみんな違うことになります。
めちゃくちゃいいアイデア!
だって、子どもたちそれぞれ必要な学びは違うのに、同じ内容の宿題を同じ量だけやらされるのは「間違った平等」だと思うから。
でも、「自分に必要なことを見極めて、それを宿題としてやってきたらいいんだよ。習得すべきことが身につけばいいんだから」と担任の先生が言ってくださらないことには、「うちの子にこの宿題は無駄なのに」とか「子どもが理解できるようになるように、もっと宿題出してほしいのに」とか、親はただそれぞれ勝手に不満を抱えることしかできないんですよね。
だから、「けテぶれ」を発案・実行してくださったのが小学校の先生だということがまたとても嬉しくて。「けテぶれ」の生みの親,葛原先生のはてブロはこちらです↓
その学年で要求される勉強を教えるだけでなく、一生使える自分のための勉強のやりかたを教えてくださる葛原先生考案の「けテぶれ」。
もっともっと世の中に広まってほしいなぁ!と願わずにいられません。