改めてのお礼、そして抗えない衝動の話(前編)
20000PV、ありがとうございます💕
昨日の午前中に、このブログ「ここのすラボ」移転後PVが20000を超えました(昨晩のスクショです)。
いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます!!
10000PVに達した先月も自己開示的な記事を書かせていただいたので、今回もこれまで明かしていなかった自分のことを書いてみようと思います。
身体アプローチに惹かれた必然性
たぶん私は同業者の中ではかなり異端です。
だって「身体にはたらきかけて発達障害を改善していこう」なんて言ってる同業者には(滅多に)お目にかからないですから…。
保育士さんやOTさん、PTさん、STさんには身体からのアプローチに熱心な方をちょくちょくお見掛けして、その度に嬉しくなるのですが。
さて、私自身のこと。
胎内ではおそらく正常に発達していましたが、骨盤位分娩、いわゆる逆子で生まれました。
今なら帝王切開するのでしょうが、当時はそういう判断にはならなかったようで。その結果、分娩過程で神経損傷を受け、左腕に麻痺を持った状態で生まれたのです。
小学校に上がるまでに二度の整形外科的手術も受け、おかげさまで日常生活にはそれほど支障がない状態にはなっています。
というより、今よりいい状態を経験したことがないので「よりよい状態」なんて想像もつかず、ほどほどに満足しています。でも、右腕と同じように左腕が使えているかと聞かれたら、答えは間違いなくNOです。
偶然、身体アプローチと出会う
身体アプローチとの出会いは本当に偶然で、書店を徘徊していて出会った2冊の本に導かれるように「身体を動かすことが脳に刺激を与える」という考えがごく当たり前に頭に染み込んできました。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: ポール・デニッソン,石丸賢一
- 出版社/メーカー: 市民出版社
- 発売日: 2010/10/10
- メディア: 新書
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「ブレインジムと私」のことは、以前記事にしたこともありましたね…。
こういった書籍をジャケ買いならぬ背表紙買いするあたり、潜在的に運動と脳の関係が心のどこかに引っかかっていたのかも知れません。
少なくとも本を購入した時点では誰かに助言や指示をいただいたわけではありませんでした。
身体アプローチに対してさまざまなワードにアンテナを張りながら過ごすうちに、書籍からではなく対面で教えを乞うボディワークのセミナーにも参加するようになりました。
そこでまず「左足にバビンスキー反射が残っている」と指摘されて愕然とするのですが(その時の記事はこちら⤵︎ ︎)、
後日、バビンスキー反射どころじゃなくありとあらゆる原始反射の未統合が発見されることとなりました。
左腕の運動麻痺のために、ずり這いや四つん這いなど赤ちゃんが自然にたっぷりする(予定の)動きを全然やりきらないまま大人になったのだとようやく気づくことができたんです。
それと同時に、大人になってからでも改善していける部分もあるらしいとも実感できたのでした。
…さすがに長くなってきたので、明日に続きます。こちらからどうぞ⤵︎ ︎