思い切って本音を投げかけてみた結果…
「診断書=印籠」問題に切り込んでみた
先日の記事に書いた、「診断書=印籠」問題。
このまま放置しておくのはやっぱりよくないと思い、勇気を出して学校と直談判させてもらうこととしました。
このタイミングまで待っていたのは、私が学校に対してアクションを起こすことで関係する生徒さんに対する先生の心象や成績評価に影響が出るのを防ぐため。
もう今なら、先生とどのような話の流れになったとしてもその子にとって不利益となることは起こらないと確信できたので、ご連絡してみました。
診断書がどうしてもほしいのは当然としても…
「今日すぐに診断書を提出しないと、学校として△△を認めることはできない」と学校に言い渡された親御さん。
親御さんから状況説明があって、慌ててその日のうちに対応することとなったのです。
お子さんに不利益がないよう主治医の私が最前を尽くすことは吝かではありませんが、そのために巻き込んでしまうことになる他の患者さんや同僚スタッフさんたちの負担、慌てて来院される親子の安全への心配などなど、とてもストレスフルで。
その学校の決断に診断書必須というルールそのものには外野から口出しできないとしても、それなら親御さんやご本人にとって無理のない形で対応できるよう、たとえば主治医が学校として直接やりとりするといった方法は検討していただけないか? と、その日実際に起きたことをそのままお伝えしてお願いしました。
果たして、担任の先生のお答えは…?
ちゃんと伝わってよかった♪
とても真摯に聞いてくださり、もしも今後同じような状況で診断書が必要になったときには親子に無理をさせずに学校と病院で連携するようにしましょう、と言っていただけました。
思い切ってご連絡させていただいて本当によかった!!
本当の意味での「診断書=印籠」問題は未解決かもしれないけれど、診断書を指定日に提出するのが当然というルールがもたらす弊害にしっかり目を向けてくださったことを本当に嬉しく思いました。
そして私のほうも、どうしても診断書が必要だという学校内の事情を先生の言葉で聞かせていただくことができて、ご協力できる部分は私もベストを尽くそうと思うことができました。
担任のA先生、本当にありがとうございました!!