ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

月経周期に関連する疲れやむくみ、なんとかしたい!

PMS症状と戦うTipsシリーズ

今日はPMSに対処するコツを紹介するシリーズ、第4弾。
第3弾はこちらでした。

こちらの本から得た情報です。

今日のテーマは、疲労とむくみ。
どちらも女性の敵! うまく対処したいですね。

疲労と戦う

疲労を感じたとき、もしも十分な睡眠や休息がとれているなら、背後にある原因を探るため栄養をチェックしてみましょう。

糖分やカフェインを減らす

鉄を摂る

女性は鉄を月経で経血とともに毎月失っています。アメリカでも5人にひとりの女性が鉄欠乏性貧血なのだそうです。
フマル酸第一鉄(Nature's Plusチュアブルアイアンなど)、グルコン酸第一鉄(21st Centuryの鉄27mgなど)がおすすめ。硫酸第一鉄(同じ21st Centuryでも鉄65mg錠はこっち!)は避けたほうがよいみたい。
鉄過剰が心配になるかもしれませんが、実際には鉄欠乏のほうが心血管疾患を引き起こす恐れがあります。
ただし、遺伝性ヘモクロマトーシスの人は鉄蓄積に注意。

ビタミンB群は疲労回復に役立ちます!

慢性疲労症候群にはMg低濃度の人もいるので注意して

ω3とω6脂肪酸は、バランスが大切

ω3は普通の食生活では摂取しにくいので、バランスのためω3補充を検討しましょう。

むくみをなくそう

水分保持はPMSの問題の大部分を占めるので、対策をとりたいところ。

塩分と砂糖を避けましょう

ポテトチップス、砂糖の使用、デザート、アルコール、紅茶やコーヒー、ソフトドリンク…いろいろありますね。

加工食品を避ける

全粒穀物、ナッツや木の実、野菜、豆、魚、鶏肉など適切な食事を。

体液蓄積を軽減するため1日300-600mgのビタミンB6を摂る

B群のバランスをとるため他のB群も摂ること!

1日200mgのマグネシウムもむくみ軽減に役立つ

1日1000-1200mgのカルシウムもPMSの水分貯留と痛みを軽減

カリウムも充分に摂ろう

カリウムはプルーンやバナナに多く含まれます

ビタミンB群やマグネシウムなど、PMSのさまざまな症状に効いてくれるビタミン・ミネラルもあるようです。自分に取って深刻な症状に有効なものを中心に、上手に取り入れたいですね!