ここのすラボ2.1

こどもの こころを のびのび すくすく 育てることをめざして試行錯誤中の児童精神科医なおちゅんのブログです。

新クリニックオープン目前に、ふと気づいたこと。

新しい職場の準備が着々

8月にいよいよオープンする、新しい職場。
今日まで3日間、内覧会でした。

地域の支援者の方々や、受診や通所を検討してくださっているお子さん・親御さんがたくさん来てくださって、直にいろいろなお声をお聞きすることができました。

期待していただいているのをひしひしと感じます。
裏切らないようがんばらないと、というプレッシャーもすごく感じているところです。

同期の元同僚も来てくれて

初めてお目にかかるたくさんの「お客さん」に交じって、入局同期の元同僚も様子を見に来てくれました。

とても興味をもって見学してくれて、嬉しかった!

彼女と話していて、ふと気づいたことがありました。

前職場と今の職場の類似点

これから務めさせていただく環境は、私が以前勤めていた公立診療機関とある意味とてもよく似ているのです。

それは、一般的な医療機関と比べて、医師以外の支援職スタッフがとてもたくさんいるところ。
「医師の指示のもと」で動くコメディカルスタッフという雰囲気ではなく、それぞれが高い専門性をもって直接来所者さんの支援にあたる、というところが本当にそっくりなのです。

正直、特に発達障害支援に関しては医師が支援者のトップに君臨する必要はまったくないと思っているので(もちろん外科などでは手術を担当する医師がトップダウンで治療の指揮を執るのが当然なのかもしれませんが…)、多職種の支援スタッフと一緒に横並びで子どもたちの支援にあたることができるこの新しい環境はとても心地よくて。

まだ何十人といるスタッフの顔と名前と職種はほとんど一致していないけれど、早くみなさんの中に溶け込んで手厚い支援ネットワーク作りの一端を担わせていただけるようになりたいな、と気を引き締めているところです。