集中トレーニング,やるしかないでしょ!
上嶋先生の 「1分間集中トレーニング」 にすっかり惚れ込んだ私は,当然のように続編の「3ステップ『聞く』トレーニング」も貪るように読みました。
「脱力・姿勢」「見ること」にも力点を置いていた前作よりも「聞くこと」にさらに絞り込んで,よりブラッシュアップされた内容。
続編のサブタイトルに「自立と社会性を育む特別支援教育」とあるけれど,学習の構えを作るのが目的のトレーニングのはずが学習内容のみならず周囲の情報や環境にもっと意識を向けて広く受け入れられるような構えを作ってくれる,だから社会性も育つし自立にもつながっていく…それが納得できるような事例も豊富に挙げられています。
…こんなこと知ってしまったら,やってみないわけにいかないでしょ(笑)!
診察室で会うこどもたちにも効果がありそうだし,どんどん使ってみたい。
でも,今この本を読んでできるような気がしているだけで,実際にやるのはいろいろ難しいかもしれない…。
いちばん初めに私が気軽に試せる相手,そして試してみたいと思う相手は,間違いない。息子だ。
本格的に「見る・聞く」のトレーニングを始めるには,マス目のノートやB4用紙,鉛筆・赤鉛筆などをそろえる必要があるので,そうしたものを少しずつ準備しつつ,まずは道具なしでできる脱力トレーニングから開始することとしました。
その結果は…,
またの記事に続きます。