2015-01-01から1年間の記事一覧
ガムを噛むとデスクワークが捗る気がすると気づいた私,早速ガムの効果は医学的にはどう検証されているのか調べてみたくなりました。 nao-chun.hatenablog.jp そんなこと調べてる人いるのかな…と思ったら,驚くほどたくさん研究されています! 133人の被験者…
この前から,職場でデスクワークをするときにどうも調子が上がらないことが続いていて。 (普段がとりたてて好調というわけでもないのですが…。) 目の前の作業に集中できず,気分転換にスナック菓子をぽりぽりかじりたくなったり,同僚とおしゃべりをしたく…
最近,自宅に自分用のバランスボールを買いました。 普段の椅子として活用する企業があるなどと話題になったこともありましたよね。 果たして発達の偏りを持つこどもたちがバランスボールを椅子として使う効果は医学的にどのように検証されているんだろう? …
職場の同僚が,先日観たというNHKのテレビ番組「所さん! 大変ですよ」の話をしてくれました。 私は恥ずかしながらその番組を知らなかったのですが,私の文具好きっぷりを知る母が偶然にも録画してくれていたので後日観ることができました。 その番組は「世…
私は幼少期から植物といえばキレイな花より薬草が好きで,お小遣いでポケットサイズのカラー薬草図鑑を買ったほど。 その流れで医師になってから漢方薬に興味を持ったけれど,独学で学ぼうにも腹診・舌診といった診察項目や「比較的体力がある/ない」の判断…
1分間集中トレーニングの本場「子どもの教育研究所」で実際の指導を見学させていただいたとき,塾生さんたちはまず1分間の黒塗りをして,それから点つなぎをしていました。 点つなぎとは,B4用紙にランダムに配置された40個の点のうち20個に番号を振って,1…
息子の1分間集中トレーニング,脱力と黒塗りはできるようになったのですが,続けてみながら私自身がだんだん心細くなってきました。 …これでいいのかな? これからどうしたらいいのかな? そもそもまずは息子でお試し中ですが,いずれは診察室でお会いするお…
4月29日のこと,花風社さんの著者おふたりが登壇される貴重な研修会に参加しました。 栗本啓司先生と,森嶋勉先生。 栗本先生のことは,先日の記事も書きましたが, nao-chun.hatenablog.jp 腰を育てることや深い呼吸が得られる姿勢,首や足裏の安定などを大…
今年のGW中にとても興味深い研修会に参加したのですが,それは別の機会に書かせていただくとして。 先日の齋藤孝先生の記事で,齋藤先生が身体アプローチを重視されていることについて触れましたが, nao-chun.hatenablog.jp その本の記述に後日私はとても驚…
息子の集中力のことを心配していたとき,偶然書店である本と運命的に出会いました。 「子どもの集中力を育てる」という,どストライクな書名(笑)。 著者は「声に出して読みたい日本語」などでお馴染みの齋藤孝先生。 失礼ながら齋藤先生のことをあまりよく…
1分間集中トレーニングを始めてしばらくは,脱力トレーニングだけを実施しました。 「今日も上向いて横になって,力を抜こうね」と声を掛けて,ときにまぶたがピクついたり顎が動いたりすることもあっても「顔の力も抜くんだよー」とだけ伝え,あまりうるさ…
集中トレーニングを最初に実践する対象を息子に決めた私。リラックスして横たわるトレーニングからスタートです! なぜ,ただ力を抜いて横になることが集中トレーニングになるのか? その理由は,「1分間集中トレーニング」のなかで説明されています。引用す…
上嶋先生の 「1分間集中トレーニング」 にすっかり惚れ込んだ私は,当然のように続編の「3ステップ『聞く』トレーニング」も貪るように読みました。 「脱力・姿勢」「見ること」にも力点を置いていた前作よりも「聞くこと」にさらに絞り込んで,よりブラッシ…
ワーキングメモリに関する研修会の後買って帰った 「1分間集中トレーニング」 ,想像以上に面白くて一気に読み終えてしまいました。 著者の上嶋惠先生は,教諭になられて数年というタイミングでおそらく今で言う特別支援教育を担当するよう命じられたのだそ…
ワーキングメモリというものが学習の苦手さに大きく関わっていると知って,一昨年くらいからよくワーキングメモリに関する本を読んだり研修会に参加したりするようになりました。 あるとき,国内のワーキングメモリの第一人者たちによる合同研修会に参加して…
学習の問題に関心をもっていろいろな情報に触れるうちに,学習には「記憶」が大きく関連していることに気付かされました。 学習内容を理解できるかどうかも重要ですが,せっかく学んたことを覚えておくことも大切。 昨日覚えたはずの漢字を翌日のテストで書…
息子が通っていた保育園で,0歳児から年長児まで徹底して続けてくださっていたことがありました。 それは「リズム体操」。 おそらく斎藤公子先生のさくらさくらんぼ保育に由来する運動だと思います。 仰向けで背骨を揺らす「金魚」,腹ばいになって前を向き…
学校に足が向きにくいこどもたちとの話のなかに登場する「学校の中で苦手なこと」のひとつとして,やっぱり学習に関するものは外せないテーマのように感じています。 私がお会いする小学生たちの多くは,「勉強がキライなわけじゃない」と話してくれたり,「…
学校に足が向きにくいこどもたちと診察室で話をすると,「学校の中で苦手なこと」をよく教えてくれます。 苦手な友達,苦手な先生,苦手な科目,…。 そのなかに体育や運動にまつわるものが登場することが少なくありません。 たとえば,運動会の練習がキライ…
ここ数年で「身体アプローチ」に強い興味を持つようになりました。 遡ってみると,2011年9月の日記的メモにこんなことが書いてあるのを発見…(日記って,書いておくと後から面白いものですね)。 「身体の使い方をちゃんとマスターしたい。 自分の使い方もよ…
はじめまして。なおちゅん と申します。 児童思春期のこどもたちを中心に診療している精神科医です。 精神科って何となく敷居が高くて,「普通じゃない人」が通う場所と思われがちなのかもしれません。 でも実際に私が診察室でお会いするお子さんのほとんど…